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業績好調だが株価が上昇していない株

time 2016/02/19

割安な株の特徴は業績が好調であまり株価が上昇していないことです。業績と一言で言っても多様な面から分析することができて、その一つの分析方法が前期の決算書と今期の決算書を比較する方法です。一般的に決算書の中でも特に重要な損益計算書と貸借対照表を用いて各指標の増減を見比べていきます。損益計算書なら前期の売上高や営業利益、当期純利益等の増減額と増減率を比較して今期も利益が伸びていく企業であるかを判断していきます。損失が多い企業なら今期は黒字に転換する可能性はあるか、損失額は減少するかをチェックしていきます。貸借対照表は、土地や建物などの資産、買掛金や未払金等の負債、資本金や積立金等の資本のバランスを見ていきます。

このような業績のチェックを丹念におこない利益が増加してきていて財務のバランスも良い銘柄を絞った後に株価を見て割安な株を探していきます。割安な株の株価は日経平均株価の上昇率と比較して上昇率が追い付いていない株が選ばれる傾向にあります。

国と企業では意味が異なります。

ファンダメンタルズ分析とは、経済活動や企業活動の状況を示す基礎的な数値を元に国や企業の状況を分析することを言います。ここでいう基礎的数値とは国と企業では意味が大きく異なります。例えば、各国の経済状況をファンダメンタルズ分析する時にはGDP、物価上昇率、貿易収支等が用いられて他国との数値の比較や過去の数値との比較をおこないます。企業では主に決算書の数値を比較して分析をおこないます。例えば、同業種の売上高の数値を単純比較する方法や過去数年間の伸び率を比較する方法が代表で例です。同業種ではなくとも上場企業全体を比較対象としても構いませんし、東証1部の全銘柄と比較することもできます。

ファンダメンタルズ分析をおこなうメリットとしては、株価チャートだけでは見えない企業業績の実態が見えてくることです。株価チャートは誰が意図的に買い注文を大量に入れれば急上昇させることも可能ですが、企業業績は企業のそれまでの努力と今後の将来性が反映されます。なので、株価チャートを見ると同時にファンダメンタルズ分析をおこなっていく必要があるのです。

株価指標を上手く活用しましょう。

企業の価値を測る方法として株価指標を活用する方法があります。株価指標とは株価と売上高の割合や株価と利益との割合等を計算して銘柄の割安感、割高感を探ることができるものです。代表的な株価指標の一つがPERです。PERとは日本語で株価収益率と訳されて株価を利益で割った指標です。このPERは利益と株価の関係を表しているものであり低いほど株価は割安と言われています。

次に代表的な株価指標がROEというものです。ROEは日本語で株主資本利益率と訳されて利益を自己資本で割って求めることができます。自己資本とは企業の資本金や積立金等のことを言います。このROEは企業が自己資本を投入してどのくらい利益を獲得できたかを表しており高いほど効率的に稼げていることを示します。

株価指標には前述した2つの指標以外にも多数の指標があり、これらを組み合わせて見て投資していくことが必須とされいます。ひとつの指標だけ簡単に判断しないことが銘柄選びのコツと言えるでしょう。

証券会社のホームページを活用してくことが時間の節約です。

株価指標は多数存在しますが、そんな中でも割安株を見つけているとされて投資家に人気の指標がPBRです。PBRは日本語で株価純資産倍率と訳されて株価と企業の純資産の関係を示した指標です。このPBRが1倍を下回っているときに株を持っていると仮定すると、企業が解散した時に1株当たり1円以上の企業財産を受け取ることができる計算になります。

反対にPBRが1倍以上になると受け取る財産の額が低くなることになります。次に割安株を見つけ出す指標として役立つものは配当利回りです。この指標は配当金の額と株価との関係を表しているもので、配当金を目当てに投資をおこなう投資家が頻繁に使用します。企業が配当を実施しているかを調べてから株価を用いて計算していく必要があります。

ただ、現在はこのよう株価指標を証券会社のホームページを通して簡単に手に入れることができるのでそれを活用することが時間の節約に繋がります。株価指標をうまく活用しながら投資していくことが利益を出す近道と言えるでしょう。