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株における分析方法あれこれ

time 2016/01/07

株で儲ける基本は、「安い時に買って高い時に売る」である。とはいえ、今買おうとしている株価水準が「高い」のか「安い」のかの判断は難しいところです。そこで、現在の株価と過去の株価を比較し、今の水準がどんな状態かをチェックし、分析する必要があります。その時に使うのがチャートです。このチャートを使って株価の動きを予測する方法を「テクニカル分析」といいます。

一方、株が値を上げ下げするのは会社の「現在」ではなく「未来」がどうなるかも大変重要です。もちろん会社の業績が株価に大きな影響を与えますが、その業績だけでなく今後の業績にかかる経済状況も確認したいところです。そのためには経済成長率や為替などを確認しますが、株価を動かすこれらの要因をもとに値動きを予測することを「ファンダメンタルズ分析」といいます。

銘柄選びに必要な分析は、「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」が代表的な分析といえますが、FXでよく使われるトレンド系指標の「ポリンジャーバンド」も今回併せてご紹介したいと思います。

ファンダメンタルズ分析についての解説

まず最初に、ファンダメンタルズ分析とは過去と現在のデータを用いて行われるが、その分析目標は業績予想である 。 個人投資家においては長期保有を前提に配当などの利回りを重視する立場をとります。また、 大手機関投資家すなわち各銀行の含み益にも関係することから株価に全く無関心なことはないが、短期の上げ下げに一喜一憂しないアプローチ手法がファンダメンタルズ分析である。

例えば、A社にあるお金が1000万円で、A社が持っている土地の価値が1000万円とします。この時点で、A社の株は割安であることが判明します。なぜかというと、A社が発行している株数が100株で、A社の株価が10万円という情報から、A社の時価総額は1000万円であるとわかります。さらに、A社にあるお金=1000万円、A社が持っている土地の価値=1000万円であります。このことから、A社が持っている資産は2000万相当であるということがわかります。

ということは、一株あたりの資産としては、20万の価値があるわけですから、現在10万円の値で売買されているA社の株は、資産価値から見て買い、という判断になるわけです。

テクニカル分析についての解説

テクニカル分析とは主に株式・商品取引・為替等の取引市場で、将来の取引価格の変化を過去に発生した価格や出来高等の取引実績の時系列パターンから予想・分析しようとする手法であります。テクニカル分析には、チャートパターンから分析する方法とテクニカル指標で分析する方法の2つに大きく分けることが出来ます。

まず最初に、テクニカル分析に関しては、当たる確率の高い行動の回数を重ねることが重要になります。チャートパターンは、ローソクチャートと移動平均線を参考にして、買い時、売り時を分析します。たとえばチャートが移動平均線に近づいてきたら買い、または売りとか、チャートが移動平均線とクロスしたら買い、または売りといった判断をします。基本的にチャートパターンだけでテクニカル分析を全て終わらせようと考えると、やや難易度が高くなります。ですので、テクニカル指標とあわせて分析するのがベターです。一方、テクニカル指標は、過去の値動きや、ローソクチャートを元に、作成されたもので、買いサインや売りサインを読み取って売買の参考にします。

ポリンジャーバンドについての解説

ボリンジャーバンドとは、移動平均を表す線と、その上下に値動きの幅を示す線を加えた指標のことをいいます。1980年ころにジョン・ボリンジャー氏が考案した指標で、「価格の大半がこの帯(バンド)の中に収まる」という統計学を応用したテクニカル指標のひとつです。

ボリンジャーバンドを例えば25日移動平均線を基準に説明します。「25日間の個々の終値」から、その「25日間平均値」を引いたものを二乗し、それを25日分合計し、その値を25で割り、最後にその平方根をとったものが「25日標準偏差」です。

ボリンジャーバンドは、株価の勢いの変化や反転の目安、方向を見る指標です。 一定期間のデータの標準偏差(シグマ=σ)を算出し、移動平均線に対してシグマの1~3倍を加算したものをボリンジャーバンドの+1σ~+3σ、減算したものをボリンジャーバンドの-1σ~-3σとして表示します。株価の値動きが激しくなるとバンド幅が拡大、値動きが小さくなるとバンド幅が縮小する傾向にあります。

よって、ボリンジャ-バンドは、値動きが激しくなっても、緩やかになっても、移動平均線を中心にした上下のバンドに向けて株価が上下するまたは、上下のバンドを大きく突破しないという特徴を利用します。