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株(株式)とはどういったもの?

株とは、株式会社が発行する証券(権利のある券)です。正式名称は株式”となります。歴史の教科書でも登場する「東インド会社」が、自分たちの会社に出資してくれた方への証明書として発行した事がもともとの発祥経緯と言われています。

さてこの株というの利用し、私たちは投資家として株式会社に投資を行う事が出来ます。株には「公開株」と「非公開株」の2種類があり、私たち一般投資家が購入出来るのは基本的に公開株の方です。公開株は、東証1部・東証2部・マザーズ・ジャスダックなど株式市場に上場している会社の株の事で、この公開株をその時々の株価(株の値段、価値)で購入する事が出来ます。(参照:株価とは)

株の購入は、証券会社や銀行などの金融機関を介して、購入・売却を行います。金融機関にて証券口座を作り、資金を用意すれば誰でも購入が出来ます。株の購入に年齢や職業などの制限はありません。(ただしインサイダー取引防止のため、一部例外あり)旧来は対面や電話などにより購入・売却を行っていましたが、現在は金融機関が用意するインターネットサイトなどを利用したネット取引も行え、自分一人でタイムリーな購入・売却が行える様になっています。

なお、株は現在、電子化されています。株を購入しても旧来の様に紙面の株券は貰えず、電子上の権利として扱われます。

なぜ利益が得られる?株の仕組みとは

株というのは、常々価値が変動する証券です。その時点の価値が「株価」として換算され、株価は常に変動しています。この株価の変動により、投資家は株取引により利益もしくは損失を生む事が出来ます。株を購入し、購入当初より株価が上がればその分が利益となり、下がればその分が損失となります。また「信用取引」と呼ばれる逆方向の取引を行うと、これが逆パターンになります。

さて、株価がなぜ変動するかと言いますと、これは需要と供給が関係しています。株というのは無限に売買出来るものではなく、株式会社が発行した数分(発行株式数)しか売買出来ません。例えば対象の銘柄が株を10万株発行している場合、その10万株を何百万という投資家達で買い合う事となります。このため、将来有望であったり、良いニュースが出た人気銘柄の株というのは、皆がいち早く手に入れたいと思い買いに走るので、価値が上がり株価が上昇していきます。一種の競売と同じです。

一方で、経営不振であったり悪いニュースが出た銘柄というのは、皆がいち早く手放したと売りに走るので、株価は下落していきます。なお前述の通り、株の数には限りがありますので、極端な話、人気が余りに過熱した銘柄というのは連日ストップ高で上昇が終わるまで買えない事もありますし、一方で倒産などが決まり買い手が居なくなった銘柄というのは、連日ストップ安でいつになっても売れない事があります。

こういった需要と供給の関係で株価は変動し、私たち投資家はそれを利用して利益や損失を生む事が出来ます。

企業はなぜ株を発行するの?企業側のメリットとは

企業が株を発行する理由は、株によって資金調達が可能だからです。

企業は「増資」という形で更に多くの株を発行する事が出来ます。株式市場に上場した上で増資を行うと、現在付いている株価で新たに発行した株が取引されますので、その分企業の自己資本(株式資本)が潤う事となります。

簡単に言いますと株を発行すればするほど、企業が使える資金というのは増えてくという事です。資金が増えれば増えるほど、行える事業の幅が広がっていきますので、それの後押しとなる株発行は企業にとって大きなメリットとなります。また株発行によって得た資金というのは銀行の借入金の様に返済が求められるお金ではないため、この点も企業側にとってはメリットとなります。

そしてもう一つ、より多くの株を発行しているほど、東証1部の様に大きなマーケットに上場しているほど、企業としての価値が高く見られ信用が高まります。この信用は銀行への資金の借り入れやより優秀な社員を集める事などに貢献してくるため、この点も株発行による一つのメリットとなってきます。

なぜ株を購入するの?投資家側のメリットとは

投資家が株取引をするメリットは、まずリターンが大きい事です。株取引は、定期預金や国債など他の金融商品よりもリターンが大きく、株取引を利用する事で資産を2倍、3倍と大きく増やす事が可能です。また、配当金や株式優待などプラスαのリターンが得られるのもメリット。このリターンの部分が投資家にとっては大きなメリットとなってきます。ただし、その分リスクも大きくなるのでその点も踏まえておきたいところ。

併せて、発言権が得られるというのも一つのメリットとなってきます。株を購入し株主となると、株式総会などに参加でき、保有率が高ければその企業の経営に対して意見する事も可能です。更に、大きな話となりますが、企業の過半数の株式を購入すれば、その企業の経営を支配したり、子会社化する事も可能です。こういった発言権や支配権を得られるのも株取引を行う事のメリットとなってきます。

また株取引によりその企業の資金が潤い、企業の発展しいては日本経済の発展に貢献する事となりますので、純粋な投資としてのメリットも持ち合わせています。